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話題順一覧: "父の再々手術。"

#954 父の再々手術。 / funai [990201(Mon) 22:21]
<<ふ〜〜〜〜〜〜。

コンビニで買ってきたジュース類を飲みまくって眠り、タイマーで4時過ぎ起床。
水分で毒が押し流されたのか、頭痛以外は比較的マシになっている。

オデンとフルーツゼリーを食い、便所で(主にガスを)排泄。
5時半にまだ暗い家を出てJRで大阪に向かった。車内は口臭で満たされている。

阪急に乗り替えて淡路で北千里行を待ち、7時15分に北千里到着。
さすがに歩く気がしないのでタクシーを使い、7時半少し前に循環器病センター。
6階へ上がるとロビーに兄が居た...病室へ行き、父と母に挨拶。
「トゥーサンは面白かった」と言うので、なんだもう読んだのかと思う。

皆で何となくそこら辺をウロウロしながら待つ。搬送用のベッドが来て小一時間、
予定の8時を半時間も過ぎた頃になって看護婦が注射器を持ってやって来た。
浴衣を前後ろに着てベッドに横たわった父と握手し、さらに10分ほど待つ。

ロビーにはヤンキー女*2を含む家族と小児2+母1の家族(父が患者)。
「今日はこの階から3人も手術を受けられるんですよ」と看護婦が話していた。

むくむくと肥った看護婦が、そこら辺にガンガンぶつけながらベッドを運ぶ。
母兄俺も一緒にエレベーターで3階に下り、手術室前でもう一度握手して見送り。
さっきまで父が着ていた浴衣を受け取り、4階の待合室に案内された。

何だかうっとうしい感じの家族が数組、うっとうしくたむろしている。
隅のベンチに座を占め、兄と話をしたり「山の人生」を読んだり。

1階まで飲み物を買いに下り、階段を使って4階まで戻る。
文庫本を読み疲れると4階の屋上テラスへ出て歩き回り、再び待合室に。
屋上からは万博公園や千里中央、阪大の学舎などが良く見える。曇天。

待合室→1階(または地階)→屋上→待合室を数回繰り返し、ようやく昼前。
兄に誘われてメシを食いに地階へ下りる途中で腹が痛くなり便所に入った。

待合室は暑くてかなわないので、表の廊下にあるベンチに寝そべって本を読む。
すぐ目の前に脳血管科の集中治療室があり、患者の家族が2組3組と現われた。

もはやここも居心地が悪くなったので待合室を覗いてみると、
フナイ家の面々は新しい面子に押し出されて部屋の中央部に移動している。
患者の家族は物を散らかしがちであり、廊下のベンチにも残留ゴミが有る。

地下1階に下りたら兄と出くわし、二人で食堂に入ってチャーハンを頼む。
炊飯ジャーから直接よそわれた「貧弱な炊き込みゴハン」のようなものに
ショーユ、コショーなどをぶっかけて味を付け胃に収めた。320円。

4階〜1階の往復を繰り返す。「早ければ...」と言われていた3時を回った。
「山の人生」もほぼ読み終わり、さてどうなるかと思っていると母が出てくる。

二人で2階に下り、自販機でコーヒーを買って飲んだ。
「もう4時を回った、これ以上長引くと再麻酔が必要でリスクが高くなる」
と言うので、開始が半時間以上遅れたからまだ「予定内」じゃろ等と答える。

兄と二人で待合室前のベンチに座っていたら、母が手術終了を知らせに来た。
風邪をひいているからと集中治療室の前に残り、時計を見ると5時になるところ。

手術は比較的軽く、人工弁の完全置換やバイパスの再形成は避けられた由。
母兄俺と車に乗り込み、江坂の外れにある「太鼓亭」でウドンを食った。

梅田で母兄と別れてJRで帰宅。大宮の家は葬式らしい。

本日聴いたCD:
Yes "Fragile"


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