<<...ふむ。
9時頃に削岩機の音で目覚める。いよいよ用水溝の工事が始まったらしい。
ネットに繋いでからオニギリを食い、便所に入って長い便を排泄する。
とりあえず工事について報告しておこうと思って大阪に電話すると父が出た。
植木屋も今日来ることになっていたらしく、午後に母がこちらへ来るとの事。
ヴェーベルンの室内楽集を入手した話などもしてから切る。
騒音のせいで全く集中できず、アキラメて二度寝していると母が来た。
隣人や自治会長(今回の件の熱心な推進者)などにアクセスした結果、
1)問題の「用水溝」の下流側は既に大菊家によって塞がれているが、
今日の迂回工事によって上流側も完全に塞がれてしまった。
2)にも関わらず、上流も下流も封鎖された全長数mの「用水」を作る為に
(自治会長の大活躍により)区役所の予算で工事が実施される。
3)従って、なんら意味をなさない工事の為に我が家の植木は全員死刑。
4)切り倒しと搬出は明日午後に行われる。
ツーことになった。自治会長は工事の「前例」を作るべく御熱心であるらしく、
異常な使命感に燃えていらっしゃるので撲殺でもしない限り目が覚めないらしい。
母の買ってきた饅頭を食いながら話を聞いた。
父の話。どうやら心臓弁の逆流が再発している模様。
2回目の手術もうまく行かなかった事は当初から分かっていたらしく、
たまたま担当以外の医者に当たって2年ぶりに真相が判明した由。
かなりショックを受け、母と向き合って視線を宙に泳がせる。
父の年齢と体力を考えると、もう一度手術をするのは非常に厳しいだろう。
胸の真ん中→脇腹からアバラと、切り刻む度に病状はどんどん悪化している訳だし...
最初の手術でミスがあったのは確実だが、今さら医者を責めても仕方無いと母。
6時過ぎから母と外出、JRで三ノ宮。正家本店でトンカツソバを頂き、
祖母のボケ具合や父の兄弟の話を聞いた。「JAVA」に寄ってから母と別れ西へ。
俺はいつまでもいつまでも最善を尽して、負けて負けて負けまくってやる。
元町商店街を歩いているとサワムラ文具店のオヤジの姿が見え、
ああマトモな人間も居たと思った途端に喉が何かで詰まりそうになった。
ボニー&クライドでウォッカトニック。花隈から山陽で帰宅。
本日聴いたCD:
Ensemble InterContemporain "Boulez Conducts Webern"