9時起床。排便入浴してからパン食って出かける。雨がパラパラ降ったり止んだり。
香林坊までそのまま歩き、コンビニで傘を買ったらお約束通り止んだ。よろしい。
きのう道順が分かったつもりでいたが、犀川大橋の代わりに新橋を渡ったら迷った。
川から見える山並は頭が白くて大変よかったが、おかげで小走りで駅に向かう事に。
なんとか間に合った。金ぴかの一日乗車券を買い、カブリツキに座って発車を待つ。
11:23野町発。いきなり都電並の急カーブをかまして民家の軒先をかすって進んだ。
すぐ田んぼの中になる。額住宅前で上下入替したあたりから、再び雨が降り始めた。
あんまり真っ直ぐしてない直線をガタゴロガタゴロ進むので非常に気分が高揚する。
半時間で加賀一の宮に到着。最後まで乗っていたのは俺の他に中年夫婦一組だった。
ジオラマめいた駅を眺めてから、神社に続く長いダラダラ石段を歩く。水音が続く。
好い神社だった。参拝してオミクジを頂いて、駐車場の方に進む頃には日が差した。
駐車場の反対端にある「森茂」という民宿兼料理屋。釜飯とイワナ塩焼のセット。
囲炉裏になった大テーブルで炭がいこっている。自動ドアを大きな犬が出入りする。
1時間以上過ごしてしまった。神社からまっすぐ下りて、金名線の廃線跡を探す。
一の宮駅の百mほど前までサイクリングロードになっていたので、簡単にたどれた。
たどりながら戻って、民家の隙間から廃線部分に下りる。箱庭のような情景を堪能。
手取川の側を一回りして、やってきた上り電車に乗り込んだ。乗客は全部で6人。
鶴来で下車。この区間は来年秋に廃止されてしまうので、これが最後になるだろう。
車両基地に近づけないかと思いながら線路沿いに歩いていくと、簡単に近づけた。
非常にカワイイ電気機関車(プロウラー付)や、田んぼにたたずむ列車をパチパチ。
次の電車で野町に戻る。連絡バスで金沢駅に出て、引き続き浅野川線に乗り込んだ。
立地がいいので、こちらの路線は随分賑やか。次々に学生や児童の集団が増える。
内灘駅に到着。粟ヶ崎遊園の遺跡を見たいが、情報がないのでどうにもならない。
一駅手前の粟ヶ崎まで歩き、日が沈む所や工場の煙突を見ながら上り電車を待った。
すっかり夜。今度は百円バスに乗り、武蔵が辻まで移動。「チュー」という中華屋。
餃子でビール飲んでチャーシューメンを食った。土産物の発送を手配して駅に戻る。
「ティーハウス」というラブホ的外観の喫茶店で喫茶。割とおいしいコーヒー也。
最後の最後に駅に寄って、明日のキップを買った。金沢も、なかなか面白かった。
本日聴いたもの:
無し。