＜＜シミジミと山里の散策などして来た。 昼に起床、パン、チーズ、紅茶の定食。 食後、上でメイルとＢＢＳのチェックなどをうだうだとやる。 おたみさんちのゲストブック用のスクリプトを仕上げてから出かけようと 思ってたのだが、いまいち信頼性がないのでもう少しいじることにする。 １時過ぎに家を出た。 ＪＲで三ノ宮へ。車中の吊広告で「鉄道の日キップ」てのを発見。 １０月２０日まで３日間乗り放題９０００円だと。東京、行こうかな。 三ノ宮で阪急に乗り換えて西宮北口。西宮競輪の開催日をチェック。来週。 宝塚から川西能勢口、ここで能勢電鉄に乗り換え。 高架で阪急と連絡して以来乗るのは初めて。眼下に地上駅の跡が見える。 電車、予想していたのと反対方向に動き出してちょっとびっくり。 ちょこまかと停車しながら数十分、山下駅に到着。 バスの時間を調べる。２０分ほどあるのでちょっと辺りをうろうろ。 ５０００円札を崩すのに薬局でヴィックスを２箱買った。 阪急バス。合宿先のユースホステル「玉泉寺」の最寄りバス停の名前が ウロオボエなのでちょっと不安。窓の外を注視してそれらしい景色を探す。 トンネル、ダム、トンネル、川沿いの道。こんなところにも新興住宅地。 「行者口」で下車。看板を探す。あー、あったあった、よかった。 坂を上る間に、「ひょっとして日を間違えてはおるまいか」とゆー 新たな不安がカマクビをもたげてくる。むー、電話くらいすればよかった。 あー、よかったよかったキシモトが居た。カバンを縁側からほり込んで 玄関へ回ってブーツを脱いで上がる。うー、ヤロー臭い... カードゲームやってる一団、テレビ持ち込んで格闘ゲームやってる一団。 一応キシモトがマンガを描いているので、かろうじて「マン研合宿」也。 フトンが敷いたままになってたのでモグり込んで、ビスコを食う。 ちょっと表を歩く。山の方へ少し上って、十字路を左へ歩く。右手は雑木林、 左手はやる気のない空き地。雑木林の中へ入り込んでみる。倒木、キノコ。 道から見えないところまで入ってから、小便をして引き返した。 ルーテル教会の研修所（一般入浴可）の入口、さらに歩くと「能勢の郷」の 入口。こちらは簡保の宿泊所らしい。バスが奥へ続く道を上って行った。 道はドンツキから左に回り込んで国道と合流する。新出来のモデルハウス。 「いらっしゃいませ」と大書したノボリがいっぱい。 こーゆーところに住んで、ネットがなくて、もちろんＴＶもなくて、という 想像にしばし耽る。へへへ、無理だね、無理。どー考えても。 国道を玉泉寺の方へ戻るうちに腹の調子がおかしくなってきた。 急ぎ足で戻って、フトンをかぶって寝る。しばらく寝て、どうやらゴマかす。 夜。ここのメシは超絶的にマズいので外へ食いにいくことになった。 カタギシ（クマノの友人。クマノは俺の同期）の車に便乗して夜道を走る。 助手席には黒田（俺のひとつ後輩、小説作家様也）、俺の隣にいる男は たしか１年だか２年だかのはずだが名前は知らないし知りたくもない。 街灯もまばらな山あいの国道をどんどん走るギャラン。黙って車外を眺める。 誰も俺にかまわない、誰も俺を警戒しない。安心。 「ラーメン和尚」という国道沿いの店でラーメン。みんな新聞雑誌を見て待つ。 「なんかこれじゃ学生生活と一緒だよなあ、まるで日常じゃん」と言ったら 「だってサラリーマンにとってはその方が非日常ですよ」と黒田。むー、そうか。 食後ローソンで買い物。俺は、なぜかプリンを買った。 引き返して何となくプリンを食う。しばらくして買い出しの方の一団が帰還。 さらにうだうだしてからよーやく宴会開始。ビール、ピスタチオ、カンヅメ各種。 布団の中に入って半分寝ながら飲み続け、時々縁側へ出てもらいタバコ。 小便がしたくなったので表へ出てまた山の方へ上る。 星がキレイなので戻ってカタギシにそう言うと、昔はもっとキレイだったと 話し始める。適当に相槌を打ってから、今度は国道の方へ。時々空を見上げる。 ...むー、俺はやっぱりキレイだと思うがなあ。 国道を渡って谷の向こう側へ。暗い。数百メートル先の街灯目指して歩く。 点在する農家。いろいろ考え事をしたのだが、もう忘れた。 １２時頃から本格的に就寝。アニメ番組の声優のツクリ声が聞こえていた。 聴いたＣＤ： 中川イサト "黄昏気分" Van der Graaf Generator "The Least We Can Do Is Wave to Each Other"