<<逍遥しつつもの思う秋...いや、秋に限らんが。
えー、まず訂正。昨日の日記で「しおりんが俺の事オウム呼ばわりしよった」と
書いたが、しおりんによればオウム云々は俺が「自分で言ってた」らしい。
むー。それではまるっきりただのウレシガリじゃないか俺って。とほほほ。
あと、私信>厄さん。
...って、まーぼちぼち飽きたしヤめるか私信は。ケッ、全くどいつもこいつも...
昼に起床。とりあえずBBSを覗く。んで下に降りてチーズ、パン、紅茶。
便所に行ったりした後、また上でメイル書きなど。大工さんがBBSの
ボード設定ファイルの変更法を尋ねてきているのでちまちまと書く。
ソフトの使用説明という奴、俺にとってはソフト作成そのものよりも難しい。
どの辺まで説明すれば解ってもらえるのか見当が付かないのよね、
どれもこれも行き当たりばったりに組んでるから中味グチャグチャだし...
「AFBBS」は一般配布を目指してるんだけど、現状ではとても無理。
設置/管理方法の細かいところまでいちいちフォローし切れませんですよ。
夕方になったので出かける。今日はソバを食うぞソバを。
JRで元町へ。電車の中で、さっきもらった共産党のパンフを読む。
うっ、なぜこんなところにまで青木のおっちゃんが...入れるの止そうかな。
元町。「みゆき」で夫婦ソバ。「新そば」新しい号が出てたので読む。
神田須田町の「まつや」と今いる「みゆき」とが並んで「名店拝見」に
載ってるので、何か変な感じ。ぷっ、わざわざ掃除なんかしちゃってからに。
...今日はソバがアタリであった。うれしい。
東へ歩いて(丸善は棚卸しで休みだった)「ハックルベリ」へ。
Dead Kenedysの1stとかMinistryの一番新しい奴とかP.J.Harveyの1stとか
Rideの2枚目とかあったのだが、「ノイズ禁止令」が出てるから涙をのんでパス。
んで、ZZTopの「Antena」とどっちにするか悩んだあげく、David Byrne。
例によってシンシン堂とか見た後ボントンでコーヒー。Bukowskiも読む。
後藤書店で詩の本とかドゥルーズのカフカの本とか立ち読みしてから出て、
サンパルまで歩いて、古書店街でソーセキ全集の「草枕」の入ってる巻と
あとねじめ正一の「新ねじめのバカ」を買った。どっちも150円。
歩道橋の上を歩いて西へ戻る。三ノ宮駅前交差点のずっと上空に薄茶色の風船が
漂っていた。上空は気流が不規則なのか、眺めていると実に奇妙な運動をする。
日は急速に暮れつつある。ちょうど真下に来た頃には風船を見失った。
元町商店街を西へ。海文堂でロッキンオンを立ち読み。4丁目の端から
高架をくぐって「ボニー&クライド」。コーヒーとBukowski。いい店だと思う。
そのまま高架の北側を歩いて神戸駅。たまたま10系統のバスが来たので乗った。
吉田町、勤め帰りの人々がどんどん詰め込まれてくる。今日は席を立たない。
リサイクルショップの店先にエレキが一本出ていた、8500円。気になる。
尻池、大橋、板宿終点。ぞろぞろと人々が降りる。俺も。
なんとなく「神戸ラーメン」たらいう店に入ってラーメンを食う。
別にマズくはないが、俺は中華三昧のほうが好きだな。
そのまま西へ歩く。山陽の地上線の跡地は何やら工事中。機械とプレハブ。
舗装の剥がれた暗い道をくねくね曲がりながら歩く。時々行き止まって引き返す。
夜空と街並とを比べると、街並のほうがトーンが暗い。空き地が多く、空は広い。
モンゴルと勝負できるかもしれん、神戸の郊外の夜空、秋には遠のいて深い。
東須磨駅に出た。駅の灯りがまぶしい。ここでは空の方が暗い。
通れるかどうか知らないが、このまま線路の北側を西へ歩くことにする。上り坂。
山陽電車の車庫、暗闇に突然出現するスイミングスクール。
坂の突き当たりで振り返ると新長田の港の灯が見えた。ここは高速の入口、
須磨離宮の入口である。あー、そーか。ここで頭の中の地図がつながった。
またしても細い路地に入っていくが、もうどっちへ行くのか完全に解っている。
月見山地下通路、山陽の線路を潜る薄暗い地下道の入口がひっそりと出てくる。
向こうへ潜ったままどこかへ消えてしまうオンナノコの話をマンガに描いたけど、
今描くなら主人公は俺だな。作品をジュータンみたいに巻き取りながら上を歩いて
最後のページで俺もついでに消滅することにしよう。
西国街道へ入る。暗い、無人。「はり光クリーニング」、取り壊されていた。
JR須磨から電車で帰宅。
本日聴いたCD:
永瀬正敏 "Vending Machine"
Spin Doctors "Turn It Upside Down"
ムーンライダーズ "Don't Trust Over Thirty"
Jamiroquai "The Return of The Space Cowboy"
David Byrne "Uh-Oh"