ゆっきーに連絡し、歯を磨いていたら電話が鳴った。折り返し父に電話。
お見通しか...勢いで帰るつもりだったが、自信が無くなってしまった。
9時起床、宅急便を受け取った後で電話。母に、葬儀は出ないと伝える。
優しく対応されるのが辛い。変わる変わると言って、全然駄目なままだ。
これじゃ、どんなに軽蔑されても仕方ないよ...
朝は納豆飯、昼はラーメン、晩は松屋。シゴトに逃避している。
子供の時分、まだおじいちゃんおばあちゃんが宝塚に住んでいたころ、
夏はいつも「三ツ矢サイダー」か「キリンレモン」を飲ませてもらった。
古くて丸っこい冷蔵庫の中に、清涼飲料水の小さなビンが並べてあった。
食器棚やスダレや、流しの窓を開けるとすぐ石垣だった事も覚えている。
押入の中には「サザエさん」や「いじわるばあさん」が沢山入っていて、
何度も何度も行くたびに読み返した。お正月は皆で集まって楽しかった。
宝塚を引き払ってからは、お彼岸に神戸の墓参りで会うくらいになった。
墓地の入口まではタクシーだったけど、門内の花屋からの急な昇り坂を
おばあちゃんはいつも元気に登ったものだ。帰りはいつも御馳走だった。
大学に入って下宿して、ユデたソバを生玉子につけて食べてると言ったら
「よういわんわ」と笑いながら呆れられた。ごめん、今でもやってます。
最後に会ったのも、やっぱり墓参りだったと思う。もう随分前の話だ。
自分は池田から神戸に移り、日に日に依怙地になっていった頃だ。
大阪の家には、とうとう一度しか行かなかった。おじいちゃんの葬式で。
せめて、自分が覚えていることを書き留めておきます。
一足先に待っているおじいちゃんと、どうか仲良く暮らされますよう。
本日聴いたもの:
ネットラジオ("MostlyClassical.com")
荷物ありがとう。コモディでカツブシでも買おうかな。