三ノ宮のシンシン堂のパソコンブースを見ていたらば、
MARINNet(神戸のローカルプロバイダ)のパンフが置いてあった。
けっこうちゃんとオフセット印刷だったりして、ミバも結構いいのである。
俺んちの大家AliNetはというと、パンフは無いし雑誌への広告もない。
雑誌の付録ページにある「プロバイダ業者一覧」が唯一の宣伝媒体である。
それでも月に10人くらい入会者があるというのは、多いのか少ないのか...
ちなみに、入会時に送られてきた接続マニュアルは
丸々全部「インターネットマガジン」の記事のコピーであった。素朴である。
最近ちょっと回線混んできたし、
サーバー名が「arinko.alinet.or.jp」だったりしていかにも情けないし、
サーバーが訳わからん落ち方をしたこともあったし、
ホームページの「SALES INFORMATION」の綴り間違ってるし、
石崎さんはCGIのディレクトリ切ってくんないし、
追加ディスクの料金はどうなったのか全然音沙汰がないし、
いろいろと困ったものではあるが、それでも利無ネットに比べりゃ雲泥の差。
とにかく「石崎さん」という個人が明石の大久保のどっかで
俺の書いたスクリプトをごそごそ移動してくれたりなんやりしているという
実にわかりやすい「ユーザーインターフェース」がある限り、
なかなか文句は言いにくいものである。駄々はこねるけど。ぶーぶー。
一昨日、ヴァージンメガストアのクラシックコーナーで
「Friedrich Nietzsche Compositions」というCDを見つけた。
そう、あの哲学者ニーチェの作曲によるピアノ/歌曲集なのよ。
俺が買ったCDは「Compositions of his youth」ってことで
ニーチェ13才から19才にかけての作品が収められている。完全に色物。
こんなん面白かったりしたら許さん、とか思っていたのだが、なんと面白い。
家にいる間はBECKの新譜とこのCDとをとっかえひっかえ聞き続けている。
特にケレン味があるというわけではなく、
ところどころに笑いたくなるような陳腐な箇所もあるんだけど、
どこかに繰り返して聞きたくなるものがある。淡泊だけど速度のある感じ、
ストラヴィンスキーのお子様ピアノ練習曲集に近いか?
リヒャルト=ワーグナーとの出会い以降これがどう変化していくのか、
Volume2以降も聞いてみたくなる。この辺の感情は、ただのミーハー。